今月は、父の月命日に、そのことを忘れてた。父のことはいつでも心にあるけど、父の月命日であることを忘れてた。最近は、父が私のとても近くにいるような気がしている。傍で見守っていてくれているような気配が、心の中にある。
父は競馬が好きだったから、ユーフォ―キャッチャーで馬のマスコットがストラップになっているのを取ってプレゼントをしたことがある。父が好きな馬か、甥っ子が好きな車や電車の景品があると、私はよくユーフォ―キャッチャーに挑戦した。父が亡くなってから、取れても喜んでくれる人がいないから、取ることがなかった馬の人形。
この前後輩とゲームセンターに寄って、久しぶりに取ってみた。2回挑戦したら、一つとれた。可愛い可愛い、馬のストラップ。とても優しい瞑らな瞳。私はこの子が急に愛おしく感じて、大切だと思った。なんだか、これがあると父が傍にいてくれるような気がした。そうして笑ってくれているような気がした。私はこの子をお守りにして、大事に大事に、可愛がろうと思った。
次の日の朝は2/28だったのだけど、朝方布団でうとうとしていたら、夢に出てきた。ちょうど馬の人形を新しい鞄につけて、枕元の近くに置いて寝ていた。鞄と布団の間に父がいた。
私の寝ている枕元で、私の頭の横でしゃがんで、「ばかだなぁ」と嬉しそうに笑って、寝ている私を見つめてた。ああ、そうだった。私はこうやって父に愛されていたんだと思い出した。改めて気付いたといった方が正解かもしれない。優しい愛で包まれていた。楽しく幸せに生きていてくれたらいいと、思ってくれていたらいいなぁと思った。
それでなんか、そうやって生きようと思った。楽しく健やかに、分相応に、生きていればいいんじゃないかなって思った。
父親との思い出をゲームセンターでとって、喜んで鞄に付けている私を、父は嬉しそうに見てた。頭を撫でられているような、そんな感覚の夢だった。お父さんの愛だった。幸せな愛の形だった。
忘れませんように、ずっと覚えていれますように。


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